冬の感染症情報と「ペアトレ」で学ぶ子どもの褒め方

皆様にとって、今年はどのような年でしたでしょうか。来年が良い年になりますように。

ただいま流行中

インフルエンザ感染流行のピークは過ぎたようです。B型もちらほら出てきました。
溶連菌感染症は継続しています。発熱・咽頭痛が主な症状ですが、発疹の症状のみの場合もあります。
ウィルス性胃腸炎も継続しています。
百日咳・マイコプラズマといった「咳が長く続く感染症」の流行は継続しています。
新型コロナ感染は小児では落ち着いています。

「ペアレント・トレーニング(ペアトレ)」から①

「ペアレント・トレーニング(ペアトレ)」って知っていますか? アメリカで生まれた、保護者が子どもの行動背景を理解して、より適切な接し方をするための練習を体系化したものです。子育てに悩む保護者には、是非学んでほしいと思います。江戸川区の<まめのきクリニック>が有名ですが、理事長の上林靖子先生の御本からエッセンスを少しずつ紹介します。

○行動を3種類に分けて対応する

ペアトレは応用行動分析を基礎の考えとしています。まず「注目のもつパワー」を知ってください。注目された行動は結果的に増えていきます。子どもの困った行動を注意すると、残念ながらその行動は増えてしまいます。行動に焦点を当てるのですが、お子さんの行動を3種類に分けて対応します。

  • A.好ましい、増やしたい行動⇒ほめる(注目する)
  • B.好ましくない、減らしたい行動⇒無視する(注目しない)
  • C.危険な、許しがたい行動⇒注意する、怒る

(参考:発達障害のペアレント・トレーニング実践マニュアル 上林靖子監修 中央法規)

食事のワンポイントアドバイス②:ビタミンDを積極的に摂りましょう

日本小児科学会から乳児期のビタミンD欠乏の予防に関する提言が出ましたが、乳児だけでなく、日本人の多くがビタミンD不足しています。ビタミンDは骨の成長に必要なビタミンですが、最近ではアレルギー予防や脳機能にも関与しているという報告も出てきました。鮭、サーモン、いわし等に豊富に含まれます。必要なビタミンの8割は太陽を皮膚に浴びることで産生されますが、過度な紫外線対策も日本人のビタミンD不足の要因となっています。女性は骨粗鬆症をきたしやすいので、お母さん方も積極的に食事から摂取するようにしましょう。食事から難しい場合はサプリメントの使用も検討してください。院内でも紹介しています。