アレルギーの診断と舌下免疫療法

食物アレルギー診療

最初に大切なことは、「正しい診断」です。
詳しい問診、検査(皮膚・血液・経口負荷試験)により正確な診断を行います。

「必要最低限の除去食」
必要以上に食物制限を指示されていることがあります。
安全な方法で、食べることができる量を確かめて、増やしていきます。

皮膚に対する治療も大切です。
湿疹・皮膚炎が食物アレルギーに大きな影響を与えていることがわかってきました。皮膚の治療も同時に行います。

食べることのできる量を増やしていくために少しづつ食べることで、食べる量を増やしていくことが可能なことが少なくありません。外来受診で、きめ細かな食事指導をします。

舌下免疫療法

スギ花粉によるアレルギー性鼻炎、およびダニアレルギーによる通年性鼻炎に対する治療のひとつに「舌下免疫療法」があります。

アレルギーの原因となっているアレルゲンを少量から投与することで、体をアレルゲンに慣らし、症状を和らげたり日常生活に与える影響を改善するなどの効果が期待されます。

5歳以上の方が対象となります。

アレルゲンを投与することから局所や全身のアレルギー反応がおこるおそれがあります。

治療は、長期間(3年~5年)かかります。
これまで内服などの対症療法を続けていた方が、この治療により対症療法が必要なくなったり服用量が減るといった効果を認めています。
特に「夜間の鼻つまりが楽になった」という声が聞かれます。
鼻水・鼻つまりは、小児では集中力の低下や落ち着きのなさといった影響を与えることもあります。