【臨時コラム】百日咳、例年にない大流行。ワクチン接種、ご相談ください。

大切な情報提供なので、臨時コラムを書きます。

  • 百日咳、例年にない大流行中! 日本小児科学会では「三種混合ワクチン」の追加接種をお勧めしています。
     
    百日咳が流行しています。
    今年はすでに昨年の報告例を上回り3年前の10倍以上の感染者となっています。
     
    百日咳のワクチンは現在「5種混合ワクチン」の中に含まれていますが、数年で抗体価が落ちてしまいます。
    そのため日本小児科学会では
     
    ・小学校入学前に「3種混合ワクチン」
    ・11歳で接種する「DTワクチン」の代わりに「3種混合ワクチン」

    この2つを勧めています。
    また新生児が感染すると重症化することが報告されており、母親の妊娠27週から36週に「3種混合ワクチン」を接種することも提唱されています。
     
    年長児以降の「3種混合ワクチン」追加は自費になります。常に用意しているワクチンではありませんので、接種希望される場合は受付にお伝えください。