「2時間以上の外遊び」で子どもの近視を抑制
- タムスわんぱくクリニック小岩
- コラム
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新学期が始まりました。
まだまだ暑いですが、台風や気候の変化も多い季節ですので体調管理に気をつけましょう。
- ただいま流行中
RSウィルス感染が増えています。6か月未満の乳児が感染すると重症化しやすいので注意が必要です。
新型コロナ感染が増えています。家族からの感染が多い印象ですが、新学期が始まると子供たちの間での感染が増えるかもしれません。
ウィルス性胃腸炎の流行は続いています。
百日咳・マイコプラズマといった「咳が長く続く感染症」の流行は継続しています。 - 弱視のスクリーニング検査を行っています
幼児期からスマホやゲームを見ることが増えたせいか、遠視や乱視になるお子さんが増えています。
当院では、簡単に弱視のスクリーニング検査ができる<スポットビジョン>という装置を導入しています。
2年ほど前から江戸川区の3歳児健診でも同じ装置を用い検査していますが、当院では個別定期健診時にも検査し、弱視が疑われた場合は適切に眼科紹介しています。
小学校入学前の4歳・5歳時にも検査お勧めします。小学生含め、検査御希望の方はお気軽に相談ください。 - 子どもの近視抑制に「2時間以上の外遊び」があります
日本人を含むアジア人の20歳以下の8割以上が近視というデータがあります。
6歳から12歳で近視を発症していくことが多いと言われています。
「2時間ほどの屋外活動に近視抑制効果がある」という研究結果が発表されたことから、台湾では10年ほど前から小学生を対象に「2時間の屋外活動」が義務づけされ効果が確認されています。
太陽光(曇りでも効果あり)の下で、自然と遠くを見ることが良いのではと考えられています。
運動不足にも効果が期待でき、一石二鳥ですね。
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