栄養士が教える、子どもの身体「消化の良い食品」「良くない食品」
- タムスわんぱくクリニック小岩
- コラム
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冬に備えて衣替えの時期ですが、インフルエンザワクチン含め「冬に流行する病気への準備」もしましょう。
- ただいま流行中
ウィルス性胃腸炎が流行してきました。嘔吐から始まることが多いです。
マイコプラズマ感染症の流行が続いています。
手足口病の再流行もまだ継続しています。小学生でも感染が増えています。
インフルエンザの感染が増えてきた印象があります。
- 乾燥肌に注意
湿度が低くなると乾燥肌(ドライスキン)になりやすくなります。
カサカサするとかゆくなり、ひっかいて皮膚炎を起こす、アトピー性皮膚炎を悪化するといったことが増えてきます。
乾燥しやすいシーズンは、石鹸をつけて体を洗った後はたっぷりと保湿することをお勧めします。
いったん皮膚炎を起こすと保湿剤だけでは不十分ですので、医療機関を受診して症状にあった薬を塗るようにしましょう。
- 栄養士に聞いた、下痢のときなど「食事について」
嘔吐や下痢を症状としたウィルス性胃腸炎が流行しています。
医師は「経口補水液等の水分を少量こまめに摂取し、牛乳やオレンジジュースは控えましょう。食事は(消化のよいもの)を食べさせましょう」
と言いますが、「消化のよいもの」どういった食事なのでしょうか?
食事について当院勤務の栄養士さんに聞いてみました。
★『消化のよいもの』 = 胃に長時間停滞しない油っぽくないもの、柔らかいもの
<消化のよい食品>
・おかゆ、うどん、食パン等:パンは、柔らかくて油脂が少ない食パンなどがよい
・タンパク源:煮魚、鶏肉、豆腐、納豆
・野菜:にんじん、じゃがいも、白菜、カボチャ、ほうれんそう(葉先)
・果物:リンゴ、バナナ、もも
<消化のよくない食品>
・揚げ物
・油の多いパン、玄米、ラーメン、胚芽米
→パンの中でも、デニッシュ、クロワッサン、チョコパンはよくない
・タンパク源:バラ肉、鶏皮、砂肝、ベーコン、たこ、貝類、トロ
・野菜:ごぼう、トウモロコシ、タケノコ、レンコン
・果物:パイナップル、ドライフルーツ
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