子どもが「目の異物」を訴えた時の対応

夏休みも終盤となりましたが猛暑が続いています。
十分な水分補給に加えて、生活リズムを整えることが大切です。

  • ただいま流行中
    夏風邪の手足口病、ヘルパンギーナはピークを過ぎたようです。
    溶連菌感染、ウィルス性胃腸炎感染、マイコプラズマ気管支炎に加え、再び咽頭結膜熱(アデノウィルス感染)が増えてきました。
    新型コロナ感染は、家庭内感染に注意しましょう。

  • 病児保育ご利用に関するお願い
    予約方法が変更になり、御迷惑をおかけすることがあるかと思います。
    「病児保育を必要とするお子さんに、できるだけ多く利用していただく」ために工夫しながら運営しておりますので、ご理解いただきますようお願いいたします。

    【念のために予約する】→【キャンセルする】→【当日、空きになる】 というケースも増えてきました。
    御事情は十分理解できるので恐縮ですが、御配慮いただきますようお願いいたします。

  • 目の異物について
     
    <一般的な対応>
    人工涙液や生理食塩水等で洗い流す。
     ※人工涙液:1~3滴を点眼
     
    ―注意―
    目を水道水で洗うことはお勧めしません。
    塩素で眼表面の角膜が傷ついたり、涙の成分まで洗い流してドライアイ等の原因となります。
     → とは言え、日常的でなければ、「流水や洗面器に水を入れて、目に当ててパチパチさせる」対応でも結構です。
     
    <医療機関で受診すべきケース>
     ・金属片、ガラス、木片、枝、針など硬いものが刺さった。
     → すぐ救急車
     ・油、熱湯、化学薬品、トイレ用洗剤が入った。
     ・激しく痛がる、目が開けられない。
     ・痛み、充血がひどい。