子どもの熱中症予防、暑さは徐々に

梅雨の季節は気温・湿度ともに高くなります。
意識的に水分(経口補水液等)摂取して、熱中症を予防しましょう。

  • ただいま流行中
    RSウィルス感染、溶連菌感染、ウィルス性胃腸炎感染の流行が続いています。
    水痘、おたふくかぜがみられるようになってきました。

    夏場を迎え、手足口病・アデノウィルス感染が増えてくると予想されます。

  • 「暑熱馴化(しょねつじゅんか)」って知っていますか?
    見慣れない漢字ですが、(暑い環境に身体が慣れること)です。
    暑くなり始めの時期は身体がまだ暑い環境に慣れていないため、気温の変化に対して適応しきれずに体調を崩して、熱中症になりやすくなります。
    ウォーキングや自転車など軽い運動をして軽く汗をかいたり、冷房を控えめにしたり、徐々に身体を暑さに慣らしていきましょう。

  • 熱中症について
    梅雨から夏の季節は、子どもは体温が上がりやすいので熱中症になりやすいです。 熱中症になると、吐き気や大量発汗などの症状から、重度になると生命に関わることもあります。

    ★熱中症を疑う症状
    ・ぐったり
    ・めまい
    ・失神
    ・筋肉のこむら返り
    ・頭痛
    ・呼びかけに反応しない
    ・高体温

    ★応急処置のポイント
    意識状態が悪い時は、すぐに救急車を呼びましょう
    ・冷たい濡れタオルで体をふく
    ・扇風機なので風をおくり、涼しい場所で寝かせる
    ・太い血管のあるところ(わきの下、首、太もものつけ根)を冷やす

    ★家庭での事故・傷害予防ポイント
    ・小まめな水分補給(経口補水液やスポーツ飲料など)
    ・日差しや地面からの熱から守り、こまめに日陰・屋内で休憩しましょう
    ・屋内では適切にクーラーを使用しましょう
    ・短時間でも、車内など暑い環境に置き去りにしないようにしましょう