オススメの水分補給方法

9月も暑い日が続きそうです。
体育の授業や外遊びでは水分をしっかり摂りましょう。

  • ただいま流行中
    ヘルパンギーナ・手足口病はピークを過ぎたようです。
    感冒性腸炎・溶連菌感染症が増えてきている印象があります。(江戸川区全体の報告では横ばい)
    新型コロナ感染症増えてきました。家族内感染で増えている印象があります。
    インフルエンザはA型がまだ散見されます。

 

  • 「水分を摂りましょう」の「水分」と「摂り方」について
    暑い日が続き「しっかり水分摂りましょう」と言われますが、熱中症予防や脱水症治療では水や麦茶だけでは望ましくありません。
    ナトリウムや糖分が含まれていないからです。体が吸収しやすい濃度の水分は「経口補水液」と言われ、WHOが推奨しています。

    【飲み方】
    ・ノドが渇いていなくても、運動や遊びをする前から飲みましょう。活動中は30分毎には飲むようにします。
    ・脱水症かな?と思ったら一口ずつ5分おきに飲むようにします。

    経口補水液:市販ではOS-1ですが、手作りのレシピを院内に掲示していますので参考にしてください。
    (いわゆるスポーツドリンクは水や麦茶と比べるとよいのですが、経口補水液と比較してナトリウム濃度が低く糖分が多く含まれます。)

 

  • おたふくワクチン補助について
    おたふくワクチンは任意ワクチンですが、実際に感染すると重症化する可能性があることや後遺症として無精子症や難聴、女の子でも不妊の原因になることがあり、予防接種で防ぐことをお勧めしています。
    江戸川区では本年4月から1歳になったお子さんと5歳になったお子さんへ「おたふくワクチン補助」の用紙が郵送されています。
    3千円分の補助なので、当院では実費千円で接種することができます。
    2歳~4歳のお子さんへは郵送されないのですが、御希望される方は母子手帳を持参してサポートセンターへ行くと補助の用紙をもらうことができます。